どんな切り方なの??
日本に多くあるヘアサロンでは現在、一度髪の毛を濡らした状態でカットしていきます。
ハサミによるブラントカット、セニング(すき鋏)による量感調整、レザー(カミソリ)によるカットなどなどが多いと言えます。
その中で、ドライカットは、最初から、全体が乾いた状態でカットをしていきます。
特にニューヨークドライカットは、ブロッキングと言って、細かく区分けしていった髪から、さらに一度につまむ毛束さは数本程度、その数本ずつを5インチという、少し短めのハサミで細かく、優しくカットしていきます。
襟足から少しずつ少しずつ毛先を切って積み上げていく様は、まるで彫刻のよう。
ちなみに↑の写真は、私のドライカット師匠 山根英治氏
手順としては
1・髪全体をドライヤーでしっかり乾かす
2・カウンセリングをもとにスタイリストが頭の形や生え癖、髪質、ゲストの雰囲気や身長などをよく見て、仕上げるスタイルのイメージをしっかりと沸かせる。(ここが重要☆)
3・目指すスタイルに合わせて、髪の毛をブロッキングによって、区分けしていく。
4・さらに1~2センチ程度のスライス幅で、髪の毛をストレートアイロンで綺麗に真っ直ぐに伸ばす。
5・数本の毛束をつまんで、実際にカットしていく。
*↑の4.5の工程を繰り返して頭頂部まで髪の毛を少しずつ、少しずつ積み重ねてヘアスタイルを完成させていきます。