私はいつも「hulu」で映画やドラマを視聴している。
学生の頃から映画が大好物で、高校生の時なんかは1日に7本レンタルして観たこともある。
7本も観ると、当然最後の映画を観る頃には、朝観た映画は忘れている。
しかし、ジャンルを問わず様々な映画を観ることによって、私の価値観は育まれていた気がする。
最近「hulu」で鈴木先生というドラマと映画を観た。

聞いたことのない名前だったので最初は面白いのかどうか、むしろなめていたのだが、これが観はじめたらどんどん引き込まれていく。
学校もの、教育もの、先生ものというと、金八先生的なイメージを持ってしまって感動とお涙的な内容を想像してしまうのだが、その予想を覆す内容だった。
あとで調べてみると、テレビ放映時の平均視聴率はなんと2.6%。驚異的に悪い。
なのに、ドラマ終了後、映画化もして、数々の賞を受賞している。
この不思議な現象はなんだったのだろうと考えると、どうやら、東日本大震災の時期に放映されており、あまり認知されていなかったらしい。
しかし、認知されていないに関わらず、その内容の秀逸さで、観る人の心を鷲掴みにしたのだと推測した。
「世の中には自分の価値観を絶対的なものだと信じ、そこに含まれたエゴの存在を自覚しない者があまりにも多いんだ。1つの価値観が、何者かによって有無を言わせぬ方法でつぶされること。また、1つの価値観が世の中のすべてを支配してしまうこと。オレはこれらをなによりも恐れているんだ」
学校で起きていく事件を冷静に、多角的に観て分析、対処していく鈴木先生の姿からは、些細な出来事でも真摯に向き合う誠実さを感じ取れる。
そして、上記のセリフ、私がとても好きな台詞なので紹介したかった。
これは学校教育だけでなく、日常のコミュニーケーションの中でいつでも起こりうる
あえて私の仕事に絡めて言うならば、ヘアスタイル、「美」という価値観こそ、1つの価値観だけで物事を見ていては、到達できないことがあると思う。
私が美しいと思うもの、誰かが美しいと思うもの、同じ時もあれば違う時もある。
その多様な価値観が共に混ざり合い影響しあっていく中に、世界の広がりを感じる
ヘアスタイルで言うならばデザインや、可能性の広がりを感じる。
色んなことにすぐに結論を出すことではなく、考え続け、悩み続け、答えを探し続けることを諦めない姿勢が、この目に映る世界に彩りを添えてくれると感じた作品でした。
http://www.tv-tokyo.co.jp/suzukisensei_drama/
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